今大会はフェデラーの強さだけが際立った大会でした。ここまで決勝に残っていたチリッチに対してもストレートがち。圧倒的な強さでウィンブルドン史上単独最多の8度目の優勝を飾りました。
ウインブルドンでフェデラーが8度目の優勝
ここまで圧倒的な強さを見せてきたフェデラーが決勝でも圧倒的な強さを見せてチリッチにストレートがち。
今年で35歳のフェデラーですが強さは相変わらず健在ですね。特にウィンブルドンなどの芝シーズンでは強さを発揮します。ウィンブルドンでは2012年以来の制覇なので格別に嬉しいでしょうね。
これでウィンブルドンでの優勝回数も8回と
1990年代に活躍していた『ピート・サンプラス』と並んでいた優勝回数7が単独で最多になりました。
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→ウィンブルドン歴代優勝者
今大会のフェデラー
今大会のフェデラーは安定感抜群でした。
1回戦 アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)
6−3
3−0
ここで相手選手の棄権で勝利
2回戦 ドゥサン・ラヨビッチ (セルビア)
と対戦
7−6
6−3
6−3
のストレート勝ち
3回戦 ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)
と対戦
7−6
6−4
6−4
のストレート勝ち。
ここまで1セットすら落としていない驚異の戦いぶり。
ベスト16
グリゴール・ディミトロフ ブルガリア戦。
相手は世界ランク13位の強敵
それでも
6−4
6−2
6−4
でストレートで勝つという調子の良さ。
これは絶好調すぎますね。
準々決勝
ミロシュ・ラオニッチ カナダ
世界ランク6位の強敵
それすら寄せ付けません。
6−4
6−2
7−6
ここもストレート勝ち。
これはもう止まらなくなっていますね。
まだ1セットすら失っていない。
準決勝
トマーシュ・ベルディヒ チェコ
と対戦。相手は世界ランク11位の選手
7−6
7−6
6−4
のストレート勝ち。
ここまできたらオールストレート優勝。
決勝
チリッチ と対戦
チリッチもナダルを倒したミュラーを破ったり
昨年も決勝に来ているなど芝では強さを発揮します。
6−3
6−1
6−4
全てストレートがちを達成しました。
ウィンブルドン2017の総括
ウィンブルドン2017は世界ランク上位者が順当に勝ち進むことができなかった印象です。マレーがサムクエリーに破れたり、ジョコビッチが棄権したり
ナダルがミュラーに破れたり。
ほとんどが準決勝前に敗退していました。
我らが日本の錦織圭に至っては3回戦敗退。
体調管理もかなり難しいのでしょうね。
今後の4大大会の展望
今後の4大大会の展望を僕なりにまとめてみるとフェデラーの強さはかなりのものです。さらにナダルの安定感もかなり良く今が全盛期と言っても過言ではないほどの強さを見せていますからこの二人の30代コンビが今後もう少し引っ張っていきそうですね
現在の世界ランク1位のマレーもその中に入ってくるでしょう。
2位のジョコビッチは慢性的な怪我の影響でとりあえず1年休養なんて話も出ているのでなんとも言えませんね。
僕的には若手の突き上げがもう少し欲しいなと言ったところです。
最後に
はい、今回はフェデラーが8度目の優勝を飾ったという話でした。本当におめでとうございます。ますますの活躍を期待しましょう。